Natsume's Blog

日々思ったこと、感じたこと、徒然なるままに。 人生最後は笑ったもの勝ち。

 

 

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2006
09/10
モンゴル旅行記-7
曜日感覚なし

「今日って金曜日だったんだ」



8/11(金)

朝起床。昨夜おなかの調子はだいぶよくなってきた。
足が少々筋肉痛。乗馬は予想以上に体全体の力を使うことを痛感する。
今日は一日中乗馬の日。

馬は遊牧民の人たちや、スタッフが連れてきてくれる。
子供たちもお手伝い。
子供もお手伝い

長い綱を使ってつれてきてくれたりもした。
引っ張ってつれてくる

昨日と同じ馬に乗り、スタート。
今日は、昨日とは違う道を進むことに。

少し歩くと、あっという間にツーリストキャンプが見えなくなった。
乗馬は少し慣れてきたので、早足が多くなってきた。早足が一番体に負担がかかるため、かなり疲れる。
まるでマラソンをしているような感覚になる。

草原はねずみの巣が多く穴が多いため、穴に馬が躓いて転ぶこともあるので、安全のためあまり駈け足で走れない、と言われた。
それでも安全なところでは、駆け足をしてくれた。

生まれて初めて、まさに「走っている」馬に乗った。
並足、早足とは、リズムが全く変わる。
馬のリズムにあわせて、自分も跳ねるような感覚になる。
お尻は浮く。自分の太ももに力を入れないと、落ちそうになる。
乗馬の選手が前かがみになる気持ちがわかった。そうしたほうがバランスを取りやすい。
鐙が外れそうになる。ちょっとビビる。
それでも。

気持ちいいー!!!

もちろん、馬の全速力はこんなんじゃない。
でも大草原の中、馬が走り出し、風を受ける。
気持ちサイコー
こんなスケールで走るんだもん。気持ちよくないはずがない。

そんな感じで午前中は休憩を挟みながら3時間ほど乗馬。
天気もよく、気温も長袖を羽織ってちょうどいいぐらいの、まさにベストな気候だった。
気持ちよかったなー最高の気分だった。

昼食のため、いったんツーリストキャンプに戻る。
今日はカレーだった。ちょっと見た目が面白い。この盛り付けはモンゴルでは普通らしい。味も美味しい。
昼食 カレー

ツーリストキャンプの料理はどれも美味しかった。

しばらくゲルで休憩し、再び乗馬へ。
午後は午前中より更に遠く、更に早足が多くなった。たまに駆け足もあった。

馬上で周りを落ち着いてみる余裕も出てきた。
本当に360度の草原。それしか表現のしようがない。
草原だー! 草原だけ

休憩中にくつろぐ遊牧民のお父さんと馬。
休憩お父さん

どれだけ草原が続いているんだろう。
横浜から富士山ぐらいは草原なんじゃないか、それぐらい草原だけがずっと続いていた。

今日の夕飯は、他のツアーの人たちと合流してバーベキュー。
すでに他のツアーの人たちが始めていた。

草原の、ど真ん中でのバーベキュー。ツーリストキャンプの料理長さんが出張で来てくれたようだ。
自然の中でご飯を食べると、いつも以上に美味しく感じる。

馬は繋ぐわけでもなく、草原に放置。でも誰も逃げないで、黙々と草を食べていた。

バーベキューを楽しみ、しばらく草原で休憩。
この年になって、鬼ごっこみたいなことをやりながら、遊んでいた。

みんな笑顔だった。

そして、ツーリストキャンプへ戻る。もう戻ったら乗馬は終わり。終わりたくないな・・・と切なくなる。
ここからはおおよそ乗馬で30分ぐらいとのこと。きっとあっという間。

夕日に向かって馬を走らせ、最後の乗馬を楽しんだ。
最後は駆け足が多かった。
最高に、気持ちよかった。忘れられない瞬間だった。

ツーリストキャンプに到着する。乗馬が終わった。
昨日、今日と付き合ってくれた馬に、何度も何度もぽんぽん叩きながら撫でながら「ありがとう」
最高の時間をありがとう。

ちょうど夕日は沈んだ直後だった。まだ明るい。
昨日とは違う夕日が見れた。
夕日

シャワーまで時間があったので、ゲルの中で談笑していると、突然電気が切れた。
電力を供給している車が故障したのかもしれない。
私はちょうど外に水を貰いにいってたのだが、外は月明かりで明るいのに、自分のゲルに戻ったら真っ暗。
蝋燭と、懐中電灯で明かりを求めた。

蝋燭の明かりが、暖かい。

思い出したことがある。

私が小学校に入学する直前の、3/31 関東では時期外れの大雪が降った。
大雪のおかげで、関東一帯が停電した。
寒さの中、蝋燭に火を灯した。ほっとした。暖かい明かりだった。
真夜中、お父さんが「外を見てごらん。明るいから」と言った。明るい、の意味がわからなかった。
だって電気はまだきていなかったから。だけど窓を開けて理解した。外は大雪のせいで、真っ白だった。
真夜中でも白い外は明るかった。電気がきていないので、街灯は何一つ、ついていなかった。白さが際立った。

あれはもう、もう20年も前の話だ。

今、外は月明かりで明るかった。

自然の明るさ―
あの雪の白さの明るさも、今の月明かりの明るさも、忘れられない。

ゲルの中でしばらく蝋燭と懐中電灯をつけてると、電気が点灯した。直ったのかな?と思ったらすぐまた消えてしまった。

ついたり、消えたり。
「こんな草原のど真ん中、電気がつくだけでも、すごいよね」そんな話をしながらゲルの中でシャワーの順番を待った。

ポンプ式のシャワーを浴び、今日はツーリストキャンプでの最後の夜。
最後なので、キャンプのスタッフたちが、モンゴル民族の音楽と踊りのショーをやってくれるとのこと。
馬頭琴やホーミー、モンゴルの伝統的な踊りを見ながら、夜が更けていく。

民族楽器の音が好きな私は、馬頭琴が奏でる音が好きだった。深く、暖かく、重みのある、濁りのない音。長い間受け継がれてきた、ずっと奏でられてきた音。
聴きながら、明日、帰るんだ・・・そう思うと切なくなる。

最後はみんなでダンスを。
最後の夜は楽しく、みんなで笑いながら過ぎていった。

深夜2時お開き。
外に出ると、今日は雲がない。
満点の星空だった。月が満月に近いから、星の数はそんなに出ていないけど、それでも日本よりもうんと多い、満天の星空。
周りに障害物がまったくない。だから、星に包まれているような感覚になる。
白い息が出そうなほど寒かった。
それでもずっと立ち止まって空を見上げた。

この光景を、目に焼き付けたかった。

2~3分に一度、流れ星が流れた。あんなに沢山の流れ星を見たのは初めて。5~6個は見た。
願いごとをいう間もなく、あっという間に流れた。

ゲルに戻り、寒いので薪ストーブをつけた。
3日前まで、暑くて眠れなかったのに、今日は寒くて眠れない人が居る。不思議だなぁ。

今日は風がなかった。
無風、無音、静寂・・・薪が燃える音がゲルの中で静かに響く。

おやすみなさい。
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Comment
 
あ、コメントって一番上にあったのか。^^;

草原の写真、
デスクトップの壁紙にさせていただきました。
XPの最初っから入ってる草原の写真より
棗さんが撮ってきた方がいいなぁ~って。♪

雪が降ると外が明るい・・・
北海道では当たり前でしたが、
本州だと大騒ぎになるんですもんねぇ。
なんと! 
tanachinさん>壁紙にした頂いたなんて、感激です(/_;)
ブログの写真は縮小して軽くしてるので、デスクトップに拡大したら画像が荒くなってしまうのでは・・!よかったらメールで、縮小してないの送りますよ♪
北海道では雪は当たり前だから、明るいって感覚も当たり前なんですねーこちらでは大雪はめったに降らないので、降っただけでもうウキウキしちゃうんです(笑)電車はすぐ止まっちゃうけど・・・。
 
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